132億円集めたビジネスプラン
- 作者: 岩瀬大輔
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「自分が考えるヒト、モノ、カネといった経営資源の制約は、一旦取り払って、『何が世の中に求められえいるか』ということだけを考える。
P.18
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飛躍するビジネスアイデアは、多くの場合、自分が経験してきた矛盾や、理想と現実とのギャップから生まれる
P.19
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現実と理想のギャップにこそヒントがある
自分自身が一人のユーザーとして体験している、ちょっとした不便さや、「こうあったらいいのに」という現実と理想とのギャップにこそヒントがある。
その不便さを取り除くことができたり、理想を実現することができれば、社会に新たな価値が生まれる。
P.34
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顧客に対してどの程度の経済的価値を生み出しているのか
P.92
私たちはつい自分がしっている人や頼れる人を軸に考えてしまいがちです。多くの人が、ビジネスは「人脈」がモノを言う世界だと強く思い込んでいる節もあります。確かに人脈は仕事上の大切な役割を担っています。
しかし、アントレプレナーシップの定義から学んだ、その真髄は「経営資源にとらわれず、機会から考える」ということにあります。コネクションがあるか否かはまずは考えず、純粋に一緒に仕事をしたいと思う会社を考え、リストアップしていく、コンタクトを取る方法はそのあとに考えるというように決めたのです。
P.133
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「事業が立ちいかなくなったら、どうするのですか?」という質問を各社から投げかけられました。
こういった場合に大切なのは、リスクを丁寧にブレークダウンし、「漠然とした不安」から「ロジカルに整理された論点」に置き換えることです。我々は、「生命保険会社がどういうケースに破たんするか」ということを整理しました。
P.144
以上を説明したうえで、「結局、本事業のリスクは『ネットで保険が本当に売れるのか』という点に行きつきます。この点について私たちは絶対の自信をもっているが、それ以上はなんとも言えません。この点こそが、出資者の皆さんにとっていただくリスクです」
P.144-P.145
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そもそも、何を実現できれば自分のキャリアは「成功した」と言えるのか?
P.166